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暴力団
2009 / 09 / 29 ( Tue )
指定暴力団山口組の2次団体「弘(こう)道(どう)会」(高山清司会長、本部・名古屋市)が、警察官の個人情報を収集したり、家宅捜索や取り調べに組織的に抵抗したりするなど、警察への敵対活動を強めているとして、警察庁の安藤隆春長官は29日、都道府県警の担当幹部に対し、同会の活動実態の解明と収益活動などの徹底取締りを指示した。警察庁長官が指定暴力団の2次団体を名指しして取締り強化を指示するのは異例という。

 安藤長官は同日開かれた捜査関係課長の全国会議で、弘道会について、「警察活動に対する各種調査を行ったり、取り調べ、捜索時に徹底した抵抗を示すなど、司法に対する対決姿勢を強めている」と指摘。

 「巧妙な資金獲得活動は、資金対策上看過し得ない重大な社会的脅威」であり、「(一極化する)山口組の強大化を支える原動力」と述べて全国警察一体となっての集中的な取締りを指示した。

 警察庁によると、弘道会は警察官の氏名や年齢、住所、所有車のナンバーなどの詳細な個人情報を組織的に収集。また、取り調べに対して完全に黙秘を通したり、家宅捜索では出入り口を封鎖して捜査員の入室を妨害するなどの抵抗を展開している。

 「敵対活動」の目的について捜査幹部は、「組織実態や経済活動を警察の目から遮蔽(しやへい)して取締りの手を逃れることと、取締りに当たる個々の捜査員に対して心理的な圧力をかけることにある」と分析。同様の活動は、弘道会の主導で、ほかの直系組織(2次団体)にも急速に徹底されているという。

 警察庁によると、弘道会は47都道府県の約7割に傘下組織があり、構成員数は山口組全体の約2万300人の約10%弱。「山口組のトップを送り出している団体として、さまざまな総本部通達に最も迅速、厳格に対応している



平和が第一
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